タイ人に日本語を教える
友達のタイ人が日系企業の面接を受け、仮採用されたらしいが、
正規雇用の条件として2ヶ月以内に日本語レベルを上げるという
課題を与えられたらしい。
そこで毎日15分、LINEで日本語で会話をしてくれと頼まれたので引き受けた。
たった2ヶ月ではたいして日本語レベルあがらんだろと思ったけど、
それでも毎日日本語で会話していれば、少しは違うのかもしれない。
このタイ人の友達、初めて会った時は、しゃべるのはあまりうまくないけど、
リスニングはよくできてるなーと思った。
でも今日会話していてわかったけど、こちらの話している内容を理解していなくても
「はい」とか「あー」とかわかったような返事をしているだけだった。
わかったような返事の後で「今のほんとにわかったの?」と聞くと
「わからないです」という答えが返ってくる。
で、問題はここからで、彼女のリスニング力を上げるためには、毎回毎回わかったか
どうか確認して、細かく単語を一つずつ教えていくのがいいのか(今はこの方式でやってる)、それとも、ある程度の流れがつかめればよしとして、単語一つずつを細かく確認する作業はしないのがいいのか。
ただ、最近は彼女の他にもう一人、よく通話する相手がいるのだけれど、
その子は学校で日本語を教えているだけあって、日本語レベルが高い。
その子と通話していると、俺としゃべっていてわからない単語は通話しながら、
即自分で調べている。あるいは「○○ってなに?」とすぐに聞いてくる。
たぶんその辺の違いが、今の二人の日本語レベルの差にもなっているのかもしれない。